ブックランドあきばのブログ

岡山、倉敷にある郊外の書店の日常、楽しい本との出合いを紹介しています。

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「世界中が夕焼け」 

初めまして!
穂村弘のエッセイをこよなく愛する
“だいこん”と申します(`・ω・´)
文庫本や文芸書を担当しています!
よろしくお願いします♪

さて、私が最近読んで面白かったのは、
「世界中が夕焼け」 穂村弘・山田航
という本です。(^^)

この本は、
――――穂村弘の短歌ワールドを山田航が解説し、
更にそれに対して穂村がコメントを返す――――

・・・という珍しい形式なのです(´∀`*)

穂村くんの作品はどこからどう味わえば良いのか、戸惑うばかりで。


穂村ワールド炸裂の作品を少しご紹介!
★カブトムシのゼリーを食べた辻一朗くんがにこにこ近づいてくる
                  ( ※ 辻一朗は、穂村の本名)
・・・穂村くん大丈夫?酔ってたのね?

更にもう一作品。

★「腋の下を見せるざんす」と迫りつつキャデラック型チュッパチャップス

・・・ごめんなさい。もう想像すら出来ません。(´・ω・`)←


この本では、このように少し「???」な歌を、
新鋭歌人の山田航が力強く解き明かしてくれるのです。

山田航は穂村よりも20歳若く、今年に入って大きな賞を2つも受賞している(天才!?)歌人なのですが、
この人の解釈がそれはもう自信に満ちた強気な読みでして・・・。
作者何するものぞ!っていう勢いで。

「これはこうだ!」「こっちはこうなんだ!!」といった具合。
(しかもこの方、前書きまで断定的です(笑))

山田航の自信に満ちた解釈を読んで
「お~~!なるほど。そういう事だったのか!奥が深すぎるぞ!」
な~んて感心していたら、

それに対して次のページで穂村本人が、

「あ・・・山田君、そう読んだの?それは気付かなかったなぁ。」
なんていうコメントがあったり、

「そうそう!さすが鋭いですね~。その通りです。」と褒めてみたり、
「覚えてないんですよね」なんていうコメントまであって
なんか楽しい。

読みが正しいか、そうでないかというのは、さほど重要ではなく、
穂村弘も山田航も言葉の世界でとことん遊んでいるのが
よく分かる本でとても面白かったです。

やはり、穂村くん最高です。

▼今回ご紹介した本
『世界中が夕焼け』穂村弘・山田航
          (税込価格:1,680円)

世界中が夕焼け


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